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2歳児から少しづつ、うがいや手洗いの練習を始めてみよう

うがい手洗いの習慣づけ

外から帰ったらうがい手洗いをすることは子供が大きくなってからも習慣づけたいものです。そのためには小さい頃から、うがい手洗いの重要性を子供でも分かるように教えてあげる必要があります。ただ手を洗わせたりうがいをさせるだけでは、習慣になったとしてもいつかさぼるようになりますので、少し工夫が必要です。例えばうがいをしないとどうなるか、手洗いをしないとどうなるかを2歳児でもわかるように伝えてあげるようにしてください。お腹が痛くなっちゃうよー、ばい菌さんがいっぱいになっちゃうよー、などでもいいですし、手洗いしない子はご飯もらえないよーなどでもいいでしょう。要するにうがい手洗いをしないと自分が嫌な思いをすることに気づかせるようにします。うがい手洗いをするタイミングは、トイレから出たあとや、食事の前の手洗いの習慣も重要ですが、すべて習慣にするのは2歳児には難しいので、まずは公園や保育園から帰宅したら、子供と一緒にうがい手洗いをする習慣をつけてあげましょう。洗面台の蛇口や石鹸まで届かない場合は踏み台を利用したりして、なるべく自分で最初から最後までやらせてあげるようにしましょう。

うがい・手洗いをしないとどうなる?

子供にうがい手洗いをさせないでいると、大きくなってもその重要性が理解できず、いつまでも自主的にやるようになることはありません。物心ついたときには親からうがい手洗いが大切だということを学ぶことで習慣になり、自ら風邪やばい菌の繁殖を予防するためにうがい手洗いをするようになります。まずは親がうがい手洗いがなぜ必要かを理解し、子供に分かりやすく説明できるようにしておきましょう。 うがいは外出先で喉に付着した風邪などの菌を除去するために行います。口の中だけではなく、のどにも付着しますので、ガラガラうがいをしてきれいにばい菌を落とすことが重要です。もっとしっかり予防するにはうがい薬をつかったうがいが効果的ですが、2歳児では抵抗があるかもしれませんので、水でもいいのでしっかりうがいをできるようにさせましょう。手洗いも同じく、手についた菌の繁殖を防ぐために手洗い専用の石鹸やハンドソープで洗い流します。手の平だけでなく、手の甲や指の間、手首までしっかり洗うことを子供にも教えてあげるようにしてください。うがい手洗いをすることは、菌による病気の予防に最も効果があることを理解しておきましょう。

ガラガラうがいは2歳児から

保育園や幼稚園へ行くようになると、周りの子供たちから風邪やインフルエンザをうつされる機会が増えるようになります。もうすでに通っている子も、これから通う子もうがいはガラガラうがいをできるようになって予防できるように習慣づけましょう。ガラガラうがいを覚えさせるタイミングは2歳児くらいからがベストです。ガラガラうがいをできるようにするには、まずは親がしっかりとお手本を見せてあげるようにしてください。2歳くらいになると、子供はなんでも親のまねをしたがります。楽しそうにやってあげて、子供をその気にさせるのが重要です。いきなり上を向いてガラガラするのは難しいので、まずは水を口に含んだ状態で、上を向かずに声をだす練習をします。最初はなかなか難しいかもしれませんが、親も一緒にやってあげましょう。慣れてきたら少しずつアゴを傾けて角度をつけていきます。水が喉にさしかかりガラガラ音が出たら笑ってあげたりすると、自分も楽しんでうがいをするようになりますので、慣れるまでは笑顔で見守ってあげてください。ガラガラうがいができたら必ず褒めてあげましょう。

2歳半からはトイレトレーニングも挑戦

3歳から幼稚園に通うのならトイレは一人でできるようにしてあげたいものですが、やはりそう簡単にはトイレでしてくるようにはならないので2歳を過ぎたらしっかりトレーニングをしてあげるようにしましょう。トレーニングの方法もいろいろありますが、はやくトイレに行けるようになるにはオムツを強制的に外して敢えて漏らす気持ち悪さを経験させて、トイレに行きたくなったら知らせてくれるようにする方法が最も有効です。ただし、そのためには家のどこでもおしっこやうんちをしてしまってもいい環境が必要ですので、床がオールカーペットの家や家具などが高価で汚したくない場合は難しい方法です。そこでもうひとつ効果的な方法は、子供にトイレやおまるでうんちをすることを好きになってもらう練習です。例えばトイレでおしっこができたら、すかさずご褒美をあげます。あまり贅沢なご褒美ではなく、お気に入りのシールを1枚あげたり、トイレットペーパーをガラガラさせてあげたりすると、次もおしっこがしたくなったらトイレに行けばご褒美がもらえると思って、トイレに連れていってほしいサインをするようになります。最初は少し強引にでもトイレに連れていく必要がありますが、回数を重ねるにつれて自然にトイレにいけるようにさせてあげましょう。