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遊んだおもちゃを子供が片付けない。片づけ上手になる方法

1歳・2歳児が喜ぶおもちゃ

1歳・2歳児が喜ぶおもちゃとはどのようなものなのでしょうか。 1歳・2歳児は、一日の大半を寝て過ごすことが多かった赤ちゃん時と比較して、自分で自由に手足を動かすことができるため、興味の対象に自ら近づくことができるようになります。 この時期に体を動かすことは、子供の身体面だけでなく、脳や精神面での発達にも重要な役割を担ってくるのです。 この時期は、できるだけ手足を使うようなおもちゃを与えてあげると、喜ぶでしょう。 危ないものは事前に子供の手の届かないところに置いておくなどして、子供が自由に動き回れるようなお部屋づくりを心がけましょう。 この際、子供が興味を持ったものをできるだけ取り上げるようなことがないようにしたいものです。 触って危険なものや壊されたりすると困る大切なものは、片づけておくことが重要です。 また、子供は最初のうちは興味を持ったものを次から次へと取り出し、散らかしていくように見えて、親は不安に思ったり苛立ったりするかも知れません。 これも発達のための通り道だと考えて、見守ってあげるようにしましょう。

片付けができない子供には

何にでも興味を持ち、また、次から次へと興味の対象が移り変わる子供にお部屋を散らかされてしまい、イライラすることも多くなってくる時期です。 物を拾ったり片づけをしているそばから、また別のものを落とされてしまったり、おもちゃを片づける前に別のおもちゃを出したりするのを見れば、誰でも苛立ってしまうのは当然のことです。 しかし、ここはそのイライラをぐっと堪えて、成長のために必要なことだと愛情を持って見守りたいものです。 もし片付けができない子供であれば、中サイズから大サイズの箱を用意するといいでしょう。 簡単に組み立てられる軽めの箱や、子供でも運びやすいプラスチックのものなどがおすすめです。 ぬいぐるみやブロック、その他のおもちゃなど入れる場所を決めて、ラベルを貼るなどして、子供に分かり易くすることが大切です。 最初はできないかもしれませんが、根気強く教えていくことで、おもちゃを片付ける場所を覚えるようになります。 まずは親がお手本を見せながら、一緒に片付けていくといいかもしれません。 愛情を持って、長い目で見てあげるようにしましょう。

収納の仕方

収納の仕方には色々な方法があります。 子供の性格に合った収納の仕方を見つけるようにしましょう。 とにかく片付けを嫌がる子供であれば箱に大まかなジャンルを決めて、そこに入れるだけにしておきます。 きれいに収納することにこだわる子供であれば、まるでパズルでもしているように楽しく収納できるように、箱や袋などを工夫して収納するのもいいかもしれません。 几帳面な子供であれば、子供が望むような収納ができるように、カラーボックスを使ったり、簡易なラックを使ったりするのもいいでしょう。 子供の興味は成長とともにどんどん移り変わっていくので、赤ちゃんの頃に遊んでいたおもちゃでは遊ばなくなることも多くなります。 いらないおもちゃを捨てることも、片付けには大切な要素です。 思い出が詰まったおもちゃには、子供だけでなく親にも愛着があり捨てにくいかもしれません。 しかし、取っておくのは、本当に必要なものだけにしなければ、お部屋があっという間におもちゃであふれてしまいます。 このような状態は、子供にとっても、良くない状態だと言えます。

子供部屋にも片づけられる場所

子供部屋にも片付けられる場所を作りましょう。 最初のうちは、リビングなど親の目の届くところで遊ぶことも多く、その周辺におもちゃを収納することも多いでしょう。 しかし、子供部屋にも片付けられる場所を置くことは、子供の自立心を促すことにもつながります。 自分だけの場所があるという安心感や責任感は、子供を大きく成長させます。 この際に注意しておきたいのは、子供が片付けやすいことです。 最初から複雑な置き場所を設定したり、子供に合っていない収納場所を作ってしまうと、投げ出してしまったり、片付け自体が嫌いになってしまうかもしれません。 最初から大きな収納を用意するのではなく、子供の反応を見ながら、徐々に収納を増やしていく方法が適切です。 組み立て式や、後で棚などを増やすことができるラックなどがおすすめです。 その理由としては、子供のおもちゃはどんどん増えたり変わったりして、収納場所が最初から予測できないからです。 どんなものおもちゃが増えても臨機応変に対応できるように、変化にあわせて収納できるようにしておきましょう。