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正しい添い寝。間違った添い寝。しっかり赤ちゃんをサポートしよう

赤ちゃんとの添い寝

添い寝とは、赤ちゃんをママの傍らにおいて就寝することを言います。 生まれたばかりの赤ちゃんは、1人でベビーベッドで寝かせた方がよいのか、それともママと一緒に添い寝をした方がよいのか、判断に迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 特に、生まれたばかりの新生児は、ママの身体で押しつぶしてしまうのではないかと心配になることもあるでしょう。 添い寝のメリットは、赤ちゃんとの絆を深めることができるというメリットがあります。 また赤ちゃん自身も、お腹の中にいるときからママの匂いや声などを感じていますので、添い寝をすることによって赤ちゃんの精神状態が落ち着きます。 またママの方も、赤ちゃんに何かあった場合、すぐに気が付くことができるでしょう。 添い寝のデメリットは、乳幼児突然死症候群のリスクが上がってしまうということです。 出産後のママは、いろいろと疲れも出てきます。 赤ちゃんが泣いて眠れなかったり、睡眠不足状態が続くと、ある時、熟睡してしまい、赤ちゃんの口が毛布などでふさがれてしまうこともあります。 またベッドから赤ちゃんが寝返りをするなどして、転落してしまう危険性もありますので、注意しなければなりません。

赤ちゃんとの信頼関係を築き上げるコツ

添い寝で赤ちゃんとの信頼関係を築き上げるコツは、とにかく赤ちゃんの様子を観察することです。 ママと赤ちゃんが一緒に眠ることによって、肌のぬくもりなどを感じることができるため、赤ちゃんとスキンシップを取ることができやすく、赤ちゃんは安心感に包まれながら、眠ることができます。 またママにとってもよいことがあります。 それは、赤ちゃんがよく眠ることができれば、ママも睡眠を途中で中断されることはありませんので、ママもよく眠ることができるということです。 また赤ちゃんが途中で目を覚ましそうになったり、泣き始めたときにも、すぐそばで添い寝をしているのであれば、ママがすぐに対処することができるでしょう。 また添い寝をしながら授乳を行うこともできます。 夜間の授乳は、ママにとってもつらいものです。 夜中に何度も起こされ、身体を起こして授乳することによって、ママの睡眠時間も減り、体力も奪われることになりますが、添い寝をした状態で授乳することができるため、お互いにリラックスした状態で授乳をすることができるでしょう。 授乳クッションやパスタオル、座布団でママの授乳体制をサポートするとよいでしょう。

添い寝でしっかり赤ちゃんをサポートしよう

添い寝で赤ちゃんをサポートしながら眠りましょう。 ベッドよりも、布団を敷いて眠った方がよいかもしれません。 赤ちゃんがママのぬくもりを感じながら眠りにつくことができますので、夜泣きの数も次第に減ることでしょう。 添い寝で注意したいことは、部屋の電気です。 部屋の電気は真っ暗にせず、できるだけ落とした方がよいでしょう。 万が一、赤ちゃんが真っ暗な部屋で突然、目を覚ましたら、部屋が暗いのでびっくりして泣き出してしまうこともありますので、注意しましょう。 そのため、照明はできるだけ落として小さな豆球の明かりだけをつけて就寝するとよいでしょう。 添い寝をしていれば、赤ちゃんが目を覚ました時、横に眠っているママの姿を見て、赤ちゃんは安心して眠ることができます。 ちなみに新生児の視力は0.01~0.02ぐらいしかありません。 ママの姿ははっきりと目に捉えることは難しいことかもしれませんが、ママの匂いや肌の接触などによって、赤ちゃんは安堵感を生むことができ、熟睡することができるでしょう。 成長と共に、視力の方も上がっていくので、ママにとってもうれしい一時を過ごすことができるでし

添い寝リスク

添い寝のリスクは、ベッドで眠っていた場合、赤ちゃんがベッドから転落する危険性があるということです。 囲いがあるベッドや布団で眠った方が、ベッドから転落することを防ぐことができるでしょう。 また赤ちゃんが寝ている時には、窒息してしまう危険性もありますので、気を付けなければならないでしょう。 ママが疲れていると、熟睡してしまい、赤ちゃんの身体をつぶしてしまうことや、授乳しながら添い寝している場合、赤ちゃんの鼻や口をふさいでしまうと、窒息してしまう危険性もありますので、ママは常に気を配りながら眠らなければなりません。 あまりにも気を使いながら眠ることによって、浅い睡眠状態になってしまい、ママも次第に疲れてきてしまったりすることもありますので、注意しなければならないでしょう。 特に新生児の頃は、一番赤ちゃんの睡眠は不安定な時でもあります。 細切れに眠ったり起きたりを繰り返したり、昼夜逆転している場合もあります。 生後1か月ぐらいは、できればママも赤ちゃんと一緒に眠り、赤ちゃんと一緒に起きるという生活をすることで、ママの睡眠のコントロールも行うことができます。