午前中は思いっきり外遊び
子供にとって外遊びは重要なことの一つです。外遊びをすることによって、五感が研ぎ澄まされるだけではなく今度の運動神経の良さにも繋がってきます。また、外遊びは楽しさが濃縮されていますので子供の心に肯定感を生む効果もあります。外で触れ合う自然や虫たちとの時間は何物にも代えられない宝物です。育児は1日の流れがとても重要になってきます。最も望ましい流れは朝活として、親も子供も午前中は公園で思い切り遊ぶことです。保育園や小学校に入っていない場合、午前中の時間の使い方に迷ってしまいますが毎日、外で遊ぶことに決めておくと予定が埋まるので保護者にとって精神的な余裕が生まれます。外で遊ぶことを日課にすることにより、小さな子供も1日の流れが想像出来るので良いリズムが生活に組み込まれます。また、午前中の外遊びは小学生でも可能です。学校に行く前に早起きをして近くの公園まで散歩に行くだけでもポジティブな意識になるだけではなく、体も鍛えられます。このように外で体を動かすことは、子供にも大人にもメリットしかない事が分かります。
体を動かすことで疲れる
小さな子供を連れて、午前中に散歩したり外遊びを毎日行う上で工夫したいこともあります。例えば、散歩であればいつも同じコースではなく、たまには違う道を通って新しい発見をしてみると良いでしょう。いつもと違う道には犬が居たり、見た事もない花が咲いていたりと新しい発見の連続です。このような発見は子供の頭に良い影響を与えてくれます。大人にとっても同じことの繰り返しですと、時にマンネリに感じてしまいますがこのような工夫をすることによって飽きずに午前中を過ごすことが可能です。また、出かける前や公園についてから体操をするのもお勧めです。体操をしてから体を動かすことにより、ケガも防止できますし体もより動かしやすくなります。何より子供にとっても良い習慣が根付きますので忘れずに行いたいことの一つです。このようにたっぷりと午前中に体を動かすことで子供は良い疲労感を感じます。子供はパワーを持て余してしまうと、いたずらをしたり親も大変になってしまいますが、正しい時間の使い方によって体を動かすことで充実した1日となります。
午前中遊んで、午後から
このように午前中にたっぷり外で遊ぶことで、生活リズムが整ってきます。生まれたばかりの頃は朝も夜も関係なく寝たり起きたりしていますが、成長に合わせて外に連れ出し日光を浴びることで午前は外遊び、午後はお昼寝というようにリズムが決まってきます。子供は自然とお昼寝をするものではありません。午後、寝るためにはやはり日中にどれだけ体を動かすかということが重要になってきます。公園でたっぷり遊んだあとはご飯も沢山食べ、午後は自然と眠りにつくという生活を送ることが出来ます。逆に雨が降っていて部屋遊びだった時や、外で遊び足りない時はご飯も今一進まず、その後の睡眠も眠りにくそうに感じるはずです。午後に寝ることは幼児にとって成長に欠かせません。また親にとっても子供が眠っている間は家事をしたり、リラックスタイムになったりと育児の中で貴重な時間です。午後に寝ないと、夜はわがままが酷くなることも考えられますので、そのような点からいっても公園や散歩で体を動かし、午後は自然と眠りにつくような生活を子供におくらせてあげましょう。
夕方からでも外遊び
お昼寝の後はおやつの時間になります。おやつの後は夕食までしばらく時間が空いてしまいます。この空いた時間の使い方も育児では工夫が必要です。室内で過ごすのも良いですが、やはり最も良い方法は外出することです。近所を散歩するだけでも良いですし、公園で遊ぶのも良いです。時間的にあまり遠くへは行けませんので近くで遊びましょう。シャボン玉で遊んでみたり、夕日を見ながら歩くのも情緒を育てます。この夕方からの外出も、夜ぐっすりと眠れるために必要なことです。子供は本当に疲れないと眠りませんから、出来るだけ外に連れ出してあげましょう。夕ご飯の食べ具合も全く違います。健康に育つためには質の良い睡眠と、ご飯をバランス良く食べることが何よりも大事です。夜、問題なく眠れると寝ている間に成長ホルモンが分泌されます。小さな子供には欠かせません。成長といった観点からだけではなく、親とたっぷり遊んだ記憶はいつまでも子供の中で存在します。このかけがえのない経験や生活リズムは、自己肯定感を生み成長を促し、いつまでも子供の宝物となります。